【名曲選:プアチーウィット】
ฮิโรชิมา
ヒロシマ
คาราวาน/ カラワン
1945年広島と長崎に投下された原子爆弾が太平洋戦争の終結を早めた。アメリカはそう自らを正当化し続けて来た。それは半世紀以上経った今現在も基本的には変わっていない。しかし、アメリカはいつも同じことを世界中で繰り返しては言い繕いながら正当化して続けて来ている。どれほどの言葉を並べ立てようとも、無差別に人を殺したことに代わりはありません。
かつて、アメリカのヘビメタバンドが同じヒロシマと原爆を題材にした曲を演奏していました。しかし、本曲とは全く逆の立場で。その歌詞の結びで歌われていたのは「悲惨な戦争を終わらせてくれた。神様、原子爆弾をありがとう。」とあったのです。今思い返すと赤面の至りです。ライブでは自分も含めて日本人がその曲に拳を突き上げてノッていたのですから。こんな本音を持つアメリカが日本や他の国を守ってくれるのでしょうか。アメリカは自らの利益の為にしか戦わない。そして、昔も今も他国の人の命に微塵も敬意と尊厳を持っていない。広島、長崎、ベトナム、ラオス、イラク、アフガニスタン。。。彼の地でのアメリカの所行には、まさに人の命を市場の野菜か魚程度にしか考えていないとしか思えません。
原爆投下から67年。さらに昨年日本が自ら招いた原発事故。
アメリカだけのせいにできる時間を日本は自ら放棄して、今度は日本政府自身が日本国民の命を同じように扱い始めています。自らが投票で選んだ政府とはいえ、あまりの傍若無人ぶり。このまま放置すれば、やがて野菜や魚が腐っていくように、日本と言う国自体もやがて腐って、酷い腐臭を放ちながら朽ち果てていくことになりかねません。わが母国、日本と日本に暮らす友人たちとその子どもたちの未来に幸多からん事を願い本頁を贈ります。
2012,Aug,08
そむちゃい吉田
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テーマ : タイ:プアチーウィット
ジャンル : 音楽